2017年11月30日
今年春に発売されたレクサスのLCが大人気なんです。
発売から一か月でなんと月の目標50台の36倍となる約1800台を受注していて1300万円超もする高級クーペにも関わらずその人気があります。
今回はLCのハイブリッド車とガソリン車のエンジンスペックを調べてみました。
【 LC500h (ハイブリッド車) 】
燃費 15.8 ㎞/L
エンジン V型6気筒
総排気量 3.456L
最高出力 220(299)/6600
最大トルク 356(36.3)/5100
モーター 最高出力 132(180)
最大トルク 300(30.6)
【 LC500 (ガソリン車)】
燃費 7.8 ㎞/L
エンジン V型8気筒
総排気量 4.968L
最高出力 351/(477)/7100
最大トルク 540(55.1)/4800
さすがに燃費はハイブリッド車の方が倍になりますね。
エンジンはV6とV8。 最後のV8エンジンになるのでしょうか?
排気量も、ガソリン車が5000㏄と大きく、エンジンだけ比べるとはるかにガソリン車の方がパワーがあります。
ガソリン車のエンジン馬力はハイブリッド車299馬力」に対し477馬力とはるかに違います。
しかしハイブリッド車のモーターの出力を加えると、299+180=479馬力となり、ガソリン車とほぼ同じになります。
またトルクの方は、356+300=656N・mとなり、はるかにハイブリッド車の方が高くなります。
出力は速さを表しますので、479VS477で大差ありませんが、
加速力を表すトルクは、656VS540と100以上のハイブリッド車が上回っています。
ましてやモーターは最大トルク値を、0回転近くから発生させることができるため、より走りだしの加速力が異なってくると考えられます。
つまり0-400ではハイブリッド車の方が速いのです。
専門的な数字をならべましたが、ようするに
10年ほど前までは、『モーターを備えたハイブリッド車』=『特殊なエコカー』でしたが、現在は一番売れる車となり、一番速い車といえるかもしれません。
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