2018年1月4日
雪道でのノーマルタイヤは当然、危険です。
JAFは、雪道におけるノーマルタイヤやスタッドレスなどの「登板テスト」について検証を行い、その結果をホームページに公開しています。
実験では、前輪駆動のコンパクトカーを使用して圧雪路の坂道(勾配12%及び20%)を上がれるか?
6種類のタイヤで検証しました。
①ノーマル ②スタッドレス ③オールシーズン ④ノーマル+チェーン ⑤ノーマル+オートソック ⑥ノーマル+スプレーチェーン
結果は、ノーマルタイヤでは勾配12%の雪道でさえ上がれず、坂道の途中から発進もすべて上がることができませんでした。
一方、スタッドレスタイヤは平坦路から発進し勾配20%の雪道を上がるテストで唯一上がることが出来ましたが、坂道の途中から発進した場合では、スリップしてしまい坂道を上がれませんでした。
このようにノーマルタイヤでは、勾配12%の雪道でさえ上ることが出来ません。
ちょっとぐらいと思っていたらとんでもない事故につながるので、雪が積もったらスタッドレスタイヤやチェーンを必ず装着するようにしましょう。
また、スタッドレスタイヤは、他のタイヤと比べて登板性能は高いものの、雪や雨が降った後の凍結路面などではその限りではないので、注意が必要です。
雪が滅多に降らない、橿原や大和高田の地域では、スタッドレスタイヤやチェーンを持たない方もおられるので、降雪時のノーマルタイヤ使用で立ち往生やスリップ事故の原因になりますので、十分注意が必要です。
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