2018年1月6日
【パンク修理キット】タイヤ修理剤
最近の車はスペアタイヤが付いていないくて、パンク修理キットなるものが装備されています。
スペアタイヤのようにジャッキアップしたりタイヤを外したりする事がないのでお手軽なようですが、どうなんでしょう・・・
まず使い方の説明をしておきます。
釘などでタイヤに穴があいてしまった場合のみに使えます。横が裂けたりした時には使用でできません。
① ホイールのバルブを一番下に来るように車を動かします。
② タイヤに空気が残っている場合は、空気を抜くためにキットに入っている専用工具を使ってタイヤのバルブから空気を抜きます。
(勢いよく空気が出てくるので、外したバルブを飛ばさないように気を付けてください)
③ 空気が抜けたらパンク修理剤に専用のチューブを取り付けます。
④ チューブを空気注入口に取り付けたら、修理剤を流し込んでいきます。この時に必ず全量をいれてください。
コンプレッサーは車のシガーライターソケットやアクセサリーソケットから電源を取ります。
空気圧は車の運転席ドア付近に適性のエア圧が書いてあるので、コンプレッサーのゲージを確認しながら適正圧力まで空気を入れていきます。
後はそのまま走行するだけです。
しかし、あくまで応急処置なので、スペアタイヤ同様に修理工場などにいき、そのまま使用し続けるのはやめて、見てもらいましょう!
【パンク修理剤の落とし穴】
パンク修理剤を使用したタイヤは基本的に使用不可能になります。
かりにパンク修理可能だったパンクも、修理剤をタイヤに入れてしまうと使えなくなり、新しいタイヤを絶対に購入しなければなりません。
さらにパンク修理剤を使うと次に使うことが出来ないので、修理剤も購入しなければなりません。その値段も約6,000円はします。
新しいタイヤを買って、新しいパンク修理剤も買わないといけません・・・
軽自動車のタイヤなら一本 約6,000円ぐらいで買うことが出来ますよね?
パンク修理剤を使ったがために、倍の金額を払わなくてはいけなくなるのです・・・
なので、釘などが刺さってパンクしている場合は、付属のエアーコンプレッサーを使用して、まず空気だけを入れてみます。それですぐに空気が抜けないのであれば、その状態で走行し、近くの自動車修理工場に持ち込んで、パンク修理してもらう事をお勧めします。
基本的にパンク修理剤は、絶対に修理工場までもたない場合のみ使用した方が良いと思います。
最後に、スペアタイヤもパンク修理剤も応急的なものです。
そのまま走行すれば大事故につながる可能性があります。
スペアタイヤの交換や、修理剤を使うことに自信の無い方は、自動車屋さんやJAF、保険のロードサービスに連絡して対応してもらった方が絶対にいいと思います。
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