たまにしか乗らない車

だからこそメンテナンスが必要です!!

車を動かさないことで生じる不具合もあります。
なので、定期的なメンテナンスをお勧めします。

バッテリーの放電

車は乗らずに放っておいても、ごく微量の電力を消費しています。
コンピューターのメモリーや時計、セキュリティーなどの電子パーツが常に電力を消費しています。
普通に走行していれば、オイルメーターという発電機でバッテリーは常に満充電状態に保たれていますが、車に乗らない期間が長かったり、乗ったとしても短距離ばかりでは、十分に充電されません。
そうなるとバッテリー上がりを起こしやすくなります。

エンジン内部の問題

エンジンオイルは放置しておくと下に落ち、一番下のオイルパンに溜まり、長期間放置すると、エンジン上部の必要な部分からオイルが落ちてしまい、次にエンジンを掛けた時に十分に潤滑ができず金属同士が接触して、内部の摩擦が進んでしまいます。専門用語では『ドライスタート』という状態です。

また、オイルや冷却水を循環させないでいると、その通路内で不純物が蓄積されたり、通路の内部に固着しやすくなったりといった悪影響が考えられます。
冷却水ではあまりにも放置した帰還が長い場合は通路内にさびが発生することも考えられます。

足回りの劣化

タイヤは長期間同じ部分がつぶれた状態となるため、半径して乗り心地を悪化させる原因にもなります。
サスペンション関係に使用しているゴム製のブッシュも、同じ形でよじられた状態が続くと劣化が早まります。

つまり、車をいい状態に保つためには、定期的なメンテナンスはもちろん、ある程度動かしてあげることも大切です。