2017年10月30日
「ハイブリッド車だからこそのカーケア、第1弾!」として、ハイブリッド車のオイル交換についてお話しします。
ハイブリッド車=エコカーの代表格ですから、もちろんエンジンオイルには低粘度です。0W- 20、最近では0W-16まで出現しました。
これは、エンジン内での抵抗を減らし、より燃費のいいエンジンに仕上げているわけです。
だから、10W-30のような硬めのオイルを入れると、燃費が悪くなります!これはカーメーカーも言っています。
でもたぶん、カーディーラーは、このことをプリウスのお客さんには言ってないでしょうね。だってメンテナンスパック=無料でオイル交換ですから、
そのようなエンジンオイルの説明が必要ないと思います。だからと言って、安い10W-30は入れてないですけど(昔と違い!)。
では、「ハイブリッド車だからこそ」のお話をします。
ハイブリッド車って、エンジンオイルがあまり汚れないのです。だって、エンジンがあまり掛かってないでしょう。だから、カーボンと熱による黒ずみが少ないのですね。
だからってエンジンオイルは劣化してないかというと、そうではなく、一般車より劣化を早める原因があります。
それは水です。エンジン内で発生した水がハイブリッド車の場合は、一般車に比べてオイルに混ざりやすいのです。
通常のエンジンの水はすぐに蒸発するのですが、ハイブリッド車の場合、エンジンがあまりかかってないから蒸発しにくいのです。
そのため、オイルに水が混ざって劣化を早めるのです。オイルに水が混ざると硫酸が発生して、オイルに入っている大切な添加剤がすぐにダメになってしまうからです。
ハイブリッド車のエンジンオイルもマメに交換しましょう!!
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