2017年12月10日
【自動車の名門メーカーの多いイタリア】
イタリアにはフェラーリ―やランボルギーニをはじめとした名門自動車メーカーがあります。
近年では日本以外の自動車大国といえば、メルセデスベンツやヴォルクスワーゲン、BMWのドイツ車が目立っています。
販売台数や売り上げなどをみれば、たしかにドイツ車は強いですが、名門という意味で言えば、イタリア車はどこにも負けないと思います。
その中で今回は『アルファ・ロメオ』の歴史についてお話します。
【 栄光と挫折のメーカー アルファ・ロメオ 】
独特な車のデザインとエンブレムで有名な『アルファ・ロメオ』
日本での販売台数は少ないのですが、イタリアの高級スポーツカーブランドです。
創設1910年と歴史も深い会社で、元は自動車製造工場の『ロンバルダ自動車製造株式会社』という名前の会社でした。
英語表記すると『Anonima Lambarica Fabbrica Automobili』となり、その頭文字をとり、A.L.F.A と名乗っていました。
なので、当時のエンブレムには『A.L.F.A MILANO』と入っていました。
そして、モーターレースで素晴らしい活躍を見せ、スポーツカーメーカーとして確立されていきます。
しかし、1918年にニコラ・ロメオという実業家が経営する会社に吸収合併されます。
ロメオは自身の名前を加え、今の『アルファ・ロメオ』となりました。
このように知らないと1つの名前のようですが、実は2つの名前が合わさってできたものなのです。
そんなアルファ・ロメオは合併と戦争に巻き込まれたのもあり、スポーツメーカーとしてやってきた会社ですが、そのスポーツカーの開発は中断されたりもしました。そして経営難におちいり現在はフィアットの傘下で、スポーツ面を押し出した開発を手掛けているメーカーの1つです。
憧れの車アルファロメオ。
いつかは1970年代の、こんなアルファ・ロメオを乗ってみたいです。
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