2018年1月9日
【 どっちがお得?? 】
安いオイルをこまめに換える?or高いオイルを長く使う?
間違いなく高いオイルを入れた方がいいです。
エンジンオイル交換は定期的に行わないと、エンジンの調子に大きく左右するし、燃費なども落ちてしまうので、いいことはありません。
しかし、何のオイルを入れるかを悩みますね・・・
量販店などに行き、棚にズラリと並んだなかから、自分でベストなオイルを探せる人はほとんどいないと思います。
結局は店員の薦められるままか、予算に合わせてといった感じで選ばれると思います。
価格も雲泥の差があり、1リッター5,000円から4リッターで1,200円なんてのもあります。
もちろん同じオイルなのですが、どこに差があるのでしょう??
まず違うのが、ベースオイル。
エンジンオイルのベースになるのは鉱物油か化学合成油で、この2つをブレンドした半化学合成油などというのもあります。
値段は基本的に鉱物油が安くて、化学合成油は高いです。
しかし現在、実はこの分類で分けれない状態になっています。売り場をよく見ると、100%化学合成油と全合成油というのがあり、知らないと同じに思えてしまいますが、実は別物です。
ベースオイルの分類は専門的にはグループ分けされていて、100%化学合成油はグループⅣかⅤ。
一方、全合成油はグループⅢになります。ちなみに鉱物油はグループⅤです。
こうやって分類するとわかりやすいのですが、わかりにくい表示がされているのも事実で、なかにはあえて紛らわしくしている例もあります。
では、全合成油は何かというと、100%化学合成油はイチから化学薬品なのにたいして、全合成油は鉱物油を化学的に分解して作り直したものと思ってもらえればいいでしょうね。
なので性能面も優れているし、価格も安めと、一番おススメのベースオイルになります。
とりあえずいえることは、安いオイルは性能もそこそこだという事!!
コスト=価格=性能です。
「安いオイルをまめに交換する」のと「高いオイルを長く使う」のではどっちがいいかというのは、説明するまでもなく、高いモノを長く、メーカー指定のグレードで交換するのが一番です。
安いものはしょせん内容も価格なり。
たとえて言うなら、天ぷらをあげるのに、安い油で最初に揚げたものは美味しいでしょうか?確実においしくないでしょう。
少し使えば酸化して、色は真っ黒、変に油臭くもなる。
一方、高い油で揚げれば美味しいし、たくさん揚げても凄くまずくなるのは長く使ったときだと思います。
エンジンオイルもそういうものです。
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