2018年1月12日
【 雪のトラブル 】
① 道路のトラブル
道路のトラブルで一番困るのは、通行止め。毎年、通行止めで足止めを食らい、一晩車で過ごしたニュースがあります。
こうしたことに巻き込まれないためには、第一に情報収集。インターネットやラジオで天気予報や道路情報を細かくチェックし、大雪の恐れがある道や、峠道を超えるルートは極力避けましょう。
一般道路なら車間距離を多めにとり、いざという時にはUターンできるスペースをとっておきましょう。
ゆっくり走る車や、スリップして発進できない車、事故を起こしたり、脱輪する車にあう確率も高くなります。
そうして他人に迷惑をかけないためにも、スタッドレスタイヤもしくはチェーンをきちんと用意しておくことが何よりも大切です。
② 車のトラブル
車のトラブルで多いのは、バッテリー上がり、あとはクーラントやウォッシャー液の凍結。
バッテリーは点検などを行い、劣化していれば早めに交換してください。
クーラントやウォッシャー液は、濃度の確認をして、色が薄ければ交換してください。雪道ではウォッシャー液を使う回数が増えるので、補充も忘れないようにお願いします。
③ 視界のトラブル
雪が降っているときは、非常に視野が悪くなります。走行中は視認性を高めるために、昼間でもヘッドライトを点灯しておきましょう。
窓が曇ったときは、エアコン(外気導入)+曇り止めのケミカル剤で対処して、凍結したガラスには、解氷スプレーを持参しておくと便利です。あと撥水コーティングをしておくことも雪が付きにくくなるのでお勧めです。
吹雪いて本当に視界が悪い時には、無理して走り続けたりせずに、安全な駐車場などに待っておくのが賢明です。
④ その他のトラブル
雪道を走っていると、前の車から雪の固まりが飛んできたり、スキーやスノボ、ホイールキャップなどが、路上に落っこちていることもあります。
そういう意味でも車間距離には十分余裕をもって走ることが大切です。
長時間駐車するときは、ワイパーを立てておくことの忘れずに。またサイドブレーキのワイヤーが凍結する可能性もあるので、サイドブレーキは引かず、AT車ならPレンジに、1速もしくはRレンジにギアを入れて駐車しておくこともいいでしょう。
あとは、トラブルに備えて、雪道アイテムのタイヤチェーン、ジャッキ、手袋、を積んでおくこと。バッテリー上がりに備え、ブースターケーブルも携帯しておくといいでしょう。
スタックに備えて、牽引ロープ、スノーブラシ、解氷剤、長靴、懐中電灯、毛布なども用意しておくと何かの時に役に立つかもしれません。
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