2018年1月13日
ゴムの硬化で雪上や氷上でのグリップ力が下がります。
スタッドレスタイヤの寿命の目安となるのは
摩耗・鮮度・ゴムの劣化の三点です。
摩耗に関しては、プラットフォームが露出するまではOKです。逆にいえば、プラットフォームの露出=溝の深さが新品時の50%未満になってしまうと冬タイヤとしての使用不可となります。
走行距離でいえば、ウィンターシーズンだけの装着で、15,000㎞ぐらいが限度です。
鮮度も非常に重要で、タイヤが製造されてから3~5年。新品を装着してから4シーズンぐらいが交換時期。
ゴムの劣化。スタッドレスタイヤは、夏タイヤに比べてゴムが柔らかいというのが大きな特徴。この柔らかさが経年劣化で失われ、固くなってしまうと、雪上、氷上でのグリップ力は期待できなくなる。
走り方や、メンテナンス、保管方法の良し悪しでかなり変わるが、特に低い空気圧で走っていたクルマは、クラックが入りやすく、ゴムが弱っている可能性がおおきい。溝があっても、タイヤにクラックが入っていたりしたら、買い替えを検討した方がいいでしょう。
ちなみにゴムの硬化やひび割れなどは、3シーズン以上使うと顕著になってくる。このように劣化したスタッドレスタイヤは、たとえ溝が十分残っていたとしても、雪上・氷上でのタイヤ性能はすでに半減しています。
つまり制動力、旋回性能、発進時のトラクションなどのタイヤの基本性能が、新品時の50%以下になっているということ。クラックなどは最悪バーストにもつながるので、タイヤだけは、特にスタッドレスタイヤはケチケチせずに、安全最優先で早めの交換をお勧めします。
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