2018年1月23日
ドライブレコーダーの需要がかなり増えてきて、品薄な状態になることもあります。
そんなドラレコは取付ける方法として、吸盤やサンバイザー用フックなどで簡単に取り付けれる製品も多いですが、フロントガラスに何かを貼ったり、取り付けたりするには、細かい規則が定められているので注意してください。
ドラレコの取付け位置は『道路運送車両の保安基準(第39条)』で以下のように定められています。
「道路及び交通状況に係る情報の入手のためのカメラ」=ドライブレコーダーは、「ガラス開口部の実長の20%以内の範囲」または「車室内後写鏡により遮へいされる前面ガラスの範囲」に取り付ける場所が規定されている。
簡単にいえば、「フロントガラスの上部から20%以内の場所」もしくは「ルームミラーの裏側」につけないといけない。
「フロントガラスの上部から20%以内の場所」というのは、ほぼルームミラーのある高さなので、いずれにせよルームミラーの場所を基準に考えればOKです。
また、検査ステッカーなどに重なるのもダメです。
当然、視野の妨げになる場所や、ルームミラーに干渉する場所もダメです。
もうひとつ法的には問題のないもののきれいに録画するために、ワイパーの可動範囲内に収まるよう取り付けるのもポイント。その他フロントウィンドウの上部が着色されているようなクルマは、その着色部を避けるのも大事です。
あとは、付属の吸盤や器具、専用の両面テープなどを使って、しっかり取り付けることも重要です。
自分で取り付けやすいタイプのドラレコもたくさんありますが、取扱説明書をよく読んで、保安基準に適した取り付け方で使用しましょう。
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