2018年1月24日
自動車税は、車に関わる税金の中で代表的なものです。
毎年、自宅に納付書が届いて支払っていると思います。
自動車税は地方税とう法律に基づいて、登録されている自動車に対して課せられる税金のことです。
人でいうと住民税のようなものでしょう。自動車の主たる定置場の所在する都道府県において車の所有者に課せられる税金で普通税という取り扱いになります。
奈良に住んでいる人であれば奈良県から、大阪に住んでいる人であれば大阪府から税金の請求が来るという事です。
また毎年4月1日時点の車の所有者に対して課税されます。車の名義変更や廃車の手続きを3月31日までに済ませようとするのはこういった理由があるからです。
自動車税の金額は総排気量に対して課税されます。
自動車税は車検を受ける受けないに関わらず、車を所有することで納税義務があります。
また車検を受ける際には自動車税が納税されていることが必要です。
自動車税の納付書に納税証明書(継続検査用)がくっついているのはこのためです。
また、自動車税には月割りの考え方があり、年度の途中で自動車を購入したり、手放したりした際には、月割りで残りの税金を支払ったり、すでに1年分支払ったものを月割りで返戻するといったことに対応しています。
【 軽自動車の税金 】
軽自動車を所有しても当然、自動車税はかかります。
普通車と違うところは同じ地方税でも、市町村が課税する点です。
また年間課税のみで、月割りという考え方はありません。
つまり年度の途中での課税もなければ、返戻もありません。
例えば、4月に軽自動車を購入した場合、ほぼ1年、自動車税がかからないですし、4月に車を処分しても丸々一年分の税金がかかるという事です。
【 グリーン課税 】
排ガス性能に優れた車や環境負荷の少ない車を購入した場合に、その翌年度分の自動車税について減税するという制度が導入されています。
逆に新車登録から一定の期間が経過した車は環境負荷が大きいとみなされて重課されます。
ガソリン車であれば13年超え、ディーゼル車は11年超えです。
これらの両方のことを、自動車税のグリーン化特例(グリーン化税制)といいます。
「古くなっても大切に乗っている車なのに、なぜ税金が上がるの?」といった意見も多く聞かれますが、これはあくまで、排ガスの排出基準の優劣が基準となっています。個人的にはモノを大切にするという観点から色んな優遇があってもいいのかなぁ~と思います。
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