2018年3月19日
ポルシェ911のボンネットにあるエンブレムを交換しました。
外車のエンブレムは年数が経つと剥げてきたりしてカッコ悪くなります。
ボンネットの裏のネジを2本外すと取ることができます。
【ポルシェのエンブレムの由来】
ポルシェとフェラーリのエンブレムの馬は同じような馬に見えますよね?
実はこの2社同じ『馬』をシンボルにしています。
でもポルシェはドイツ、フェラーリはイタリア・・・なぜ国も違う車のエンブレムが同じ馬を使っているのでしょうか?
【ポルシェ】
ポルシェといえば、本拠地はドイツ。
ドイツのシュトゥットガルト市という場所に拠点を構えていたので、ポルシェ社はシュトゥットガルト市の紋章をメインシンボルにデザインして考案されました。
日本語で『馬の園』を指す、シュトゥットガルト市ですが、この市の紋章が上記の右上に配置されている画像です。このマークがポルシェのベースとなってシュトゥットガルト市があるバーデンビュルテンブルグ州の紋章を組み合わせて、現在のポルシェのエンブレムを作成しました。
【フェラーリ】
フェラーリもシュトゥットガルト市の紋章の馬を使用したという事になります。
なぜ??と思いますよね・・・
それは、第一次世界大戦にまで遡りますが、フェラーリのマークは、国民的英雄であったイタリアのパイロット、フランチェスコ・バラッカが自身の戦闘機につけていたマークに由来すると言われています。
当時、イタリアの宿敵であったドイツ空軍との戦闘でドイツ機を撃墜した証として、バラッカが自身の戦闘機に敵軍のマークを張り付けてたようです。その敵軍というのが、ドイツのシュトゥットガルト市であったというわけです。
第一次世界大戦で「撃墜王」とまで称された伝説のパイロットのバラッカは1918年に戦死してしまいますが、その後両親がエンツォ・フェラーリ社に彼のシンボルであった跳ね馬のエンブレムを授けたのがきっかけだったようです。
それでポルシェとフェラーリが同じシンボルを使用していたというのがあるみたいです。
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